4月14日(日)堺市産業振興センターにて、中学入試部主催の2019年度私立中学入試分析会が行われ、栂校、三国丘校の保護者、70名以上の方にご出席いただきました。
大盛況の中、開催することができましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
分析会は、まず、三国丘校校長の京谷による「2019年度入試の動向」からスタートしました。
2019年度入試の変更点や特徴、各中学校の受験者数や倍率の増減など、様々な角度から今年度の入試結果を分析しました。また、立志館のスタッフが実際に各中学校の入試担当の先生に伺った裏話など、紙面だけではわからないリアルな情報も可能な限りお伝えしました。最後には、立志館の卒業生が立派に成長したエピソードなども交え、合格するだけが目的ではないという中学入試の魅力もお伝えすることができたと思います。
三国丘校校長 京谷による2019年度入試動向
分析会後半は、算数科主任の甕、国語科主任の松村による「2019年度の入試問題の傾向と対策」の分析発表を行いました。
算数の分析発表では、入試問題と言えど、すべての出題が難問というわけではなく、計算問題や基本的な問題が、一定数出題されていること。そしてその問題を着実に得点することで合格点をクリアできることを、各中学校の合格目標点のデータと共に振り返りました。また、基本問題を確実に定着させるための授業での取り組みや、家庭学習のポイントなど、志望校合格に向けたアドバイスも紹介しました。
算数科主任 甕による2019年度入試問題 傾向と対策
国語の分析発表では、入試問題における出題単元の割合を各中学校ごとにデータ化し、合格点を取るための重要ポイントを中学校別に提示しました。また、読解問題を読み取る際に必要となる漢字の習得方法や、語句知識を増やす方法に加え、素材文の背景を理解し、より深く文章を読み込めるようになるための方法など、ご家庭でも取り組める国語力アップの方法を紹介しました。
国語科主任 松村による2019年度入試問題 傾向と対策
長時間の分析会となりましたが、出席された皆様は最後まで熱心にメモを取りながら耳を傾けてくださいました。中学入試部ではこれからも普段の授業に加え、情報面でも最善のサポートができるよう、受験指導に取り組んで参ります。