冬の学習ポイント【国語編】
【3・4年生】
◎的確な読解力と、正しく設問に答えられる力を養おう!
冬期集中講座では物語文、説明文に加え、随筆文も含めた幅広い分野の読解問題を学習します。どの単元も、素材文をよく読み、心理描写や要旨を的確に読み取ることを心がけましょう。また、設問を解く際には、設問文を最後までしっかりと読み、何を答えとして求められているのかをきっちり理解することが大切です。「どんな気持ちですか?」→「~~気持ち」、「どんなことですか?」→「~~こと」、「理由を答えなさい」→「~~だから」というように、設問に適した形で答えられるようにしましょう。
◎自宅学習では授業内容の解き直しを!4年生はことわざ、慣用句にもチャレンジ!
自宅学習では、授業で学習した問題でまちがいが多かった大問などを中心に、もう一度解き直すことが効果的です。授業の解説を聞いて、より深く素材文を理解した状態で改めて解き直すことによって、的確に正解を導き出せるようになります。また、4年生の冬期使用テキストの巻末には、ことわざや慣用句の知識問題を掲載しています。冬期集中講座終了後もコツコツと学習し、知識分野の定着を図りましょう。
◎さまざまな知識を吸収し、読解力UP!!
国語の読解問題を得意と感じるかどうかの大きなポイントの1つに、「素材文の内容を知っているかどうか」が挙げられます。例えば、物語文や随筆文では、昭和の時代の風景や生活の描写が取り上げられることがあります。保護者の方の子供時代の思い出であったり、本やドラマ、映画などを通して、当時の様子を知ることで、素材文の内容をより具体的に想像でき、文章を深く読み取れるようになります。さまざまなことに興味を持ち、自ら知識を増やしていける土台を作っていきましょう。
【5年生】
◎冬期集中講座で得点力UPを目指す!
冬期集中講座では、テスト形式のプリント教材を用い、文章読解はもちろん、漢字や文法、知識問題も含めバランスよく学習していきます。決められた時間の中で1点でも多く得点できるよう、時間の使い方の感覚も養っていきます。
◎得点力UPのカギは漢字、知識分野にあり!
国語のテストで点数を安定させるには、漢字、知識分野での得点が欠かせません。ですから、自宅学習では、授業で扱った問題の中で、まずは漢字や知識分野の復習に力を注ぎましょう。暗記の単元は時間が経つとどうしても忘れてしまうものです。授業内テストを通じて、忘れている単元があることが分かった時点ですぐに覚え直し、効率良く知識の定着を図りましょう。また、授業で学習した問題でまちがいが多かった大問をもう一度解き直すことも効果的です。授業の解説を聞いて、より深く素材文を理解した状態で改めて解き直すことによって、的確に正解を導き出せるようになります。
◎R-1グランプリで目指せ!「熟語王」
5年生は冬期集中講座が終了した後、1月下旬に特定の単元での知識量を競うR(立志館)-1グランプリが開催されます。今回の出題範囲は「三字熟語、四字熟語」です。新年を迎えた辺りを目途に、時間に余裕を持って、準備を始めましょう。熟語(漢字)は書かないと覚えられません。今回は四字熟語がメインとなるので、四字熟語の意味はもちろん、漢字一つ一つの意味を理解した上で書き取りをしていきましょう。毎回すべての四字熟語を書き取りすると膨大な時間がかかるので、ある程度覚えたと思ったら自分でテストをしてみて、書けなかった熟語に印を打ち、効率よく覚えていくことをお勧めします。
【6年生】
◎入試本番に向けて万全の対策を!
入試直前講座では、単元別のプリント教材を用い、入試に向けた最後の仕上げを行っていきます。制限時間の中で得点すべき問題をいち早く見極め、確実に正解する力に磨きをかけていきます。
◎得点源となる問題で確実に得点するために。
立志館では、国語の入試問題の得点源として、「漢字、知識分野」、「記号選択問題」、「ぬき出し問題」を重視しています。授業で解いた問題で、上記の分野での失点が目立つ場合は、ていねいに一つひとつ解き直しをしましょう。
「漢字、知識分野」・・・その日のうちに覚え直し。
「ぬき出し」・・・何を答えるのかを正確に把握し、その内容が書かれた部分を素材文から素早く見つける。
「記号選択問題」・・・選択肢の文をよく読み、素材文の内容と合わないものを思い込みで選ばないようにする。
といったように、各分野に適した方法で解き直しに取り組んでください。
◎記述問題への対応力を高め、さらなる得点力UPを!!
立志館では、2学期以降、上記の得点源に加えて記述問題にも力を入れ、部分点を効果的に取ることでさらなる得点力強化に努めています。記述問題を復習する場合は、まず模範解答を読み、本文中のどの個所をまとめているのかを確認して、要約のコツをつかんでいきましょう。繰り返しチャレンジすることで自信をつけ、どの分野からでも得点できる国語の力を完成させましょう。