


五ツ木駸々堂テストは、志望校の合格の可能性を判定するものですが、単純にテストを受けて、判定や結果で一喜一憂するだけでは効果的とは言えません。
そこで、志望校合格に向けて、
五ツ木駸々堂テストを効果的に活用する方法を紹介します。
➀ その日のうちに自己採点をしよう!
テストが終わると模範解答が配られるので、帰宅後すぐに自己採点をしましょう。
さらに、間違えた問題を解き直すことで、間違いの原因や課題を発見することができ、次のテストへ向けた新たなスタートを切ることができます。
特に自分の中では正解だと思っていた問題が不正解だった場合は要注意です。
ミスが原因なのか、定着が不十分だったのかなど、具体的な原因を究明するようにしましょう。
➁ 結果データを見て分析しよう!
テストの約1週間後に成績表や受験者データが掲載されますが、特に見ていただきたいのが
教科ごとの結果が載っているページです。
ここには大問ごとの平均正答率や、1問ごとの平均正答率が載っているので、自分の苦手な単元や解くべき問題を的確に知ることができます。
特に平均正答率が40%以上の問題での自身の正誤を確認しましょう。
そうすることで、「周りは正解しているのに、自分は間違えてしまった問題」を知ることができます。
特に優先順位の高い問題は枠で囲まれているので、まずはその問題から解き直しをしましょう。五ツ木駸々堂のテストは非常に難しいので、すべての問題を解こうとすると膨大な時間がかかります。
平均正答率を知り、自分が解くべき問題を上手にピックアップできるようにデータを活用しましょう。
③ 偏差値で一喜一憂しすぎないようにしよう!
テストの結果はいつだって気になるものです。良い結果が出れば嬉しく、そうでなければがっくり来ます。ですが、あまり結果で一喜一憂しすぎるのは好ましくありません。
あくまでこれは「模擬試験の結果」であり、受験の結果ではありません。高い偏差値が出たからと言っても、まだ合格したわけではないですし、その逆もまた然りです。
五ツ木駸々堂のテストは、おおよそ2点で偏差値が1上がる計算(標準偏差により数値は変化します)になります。
算数や国語は1問が4点のものが多いですから、ミスや取りこぼしで、あっという間に10点近く点数が変わる可能性もあります。
偏差値で言うと5以上です。冷静に結果を分析し、次への課題を見つけ、どういった準備をするかを考えることが何よりも重要です。常に前を向いてポジティブに頑張りましょう。
8月31日(日)に第4回の五ツ木駸々堂テストが実施されます。
中学入試部では、夏期集中講座期間も五ツ木駸々堂テストに向けて各科目で対策を行っていきます。各自が目標とする点数や偏差値をクリアできるように頑張りましょう。